釜の湯
酒米の蒸かし作業は朝6時頃から始まります。しかしその前に釜の湯を沸騰させておかなければなりません。そのために、釜屋という蔵人の釜係りはかつて、朝の2時頃から起きて火を焚かなければなりませんでした。この釜は、大変保温性にすぐれ、1日たってもかなりの温度を保っております。ところが、次の日の蒸かしは、せっかくの湯をくみ出してしまい、新たに入れた水を沸かします。蔵人は水の力が落ちるから変えるのだと言いますが、資源保全の現代、そういうものかなとも思われます。
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