イチジク(無花果、映日果、英語 木はfig tree、実はfig)は、クワ科イチジク属の落葉高木。学名はFicus carica。別名、蓬莱柿(ほうらいし)、南蛮柿(なんばんがき)、唐柿(とうがき)など。原産地はアラビア南部で、紀元前3000年頃には栽培されていた。日本には、1630年長崎に渡来した。不老長寿の果物ともいわれている。
「無花果」は、花を咲かせずに実をつけるように見えることから付けられた漢語で、これに熟字訓でいちじくという読みを付けている。しかし、実際には外から見えないだけで花嚢の内部に小さな花をつけている。
別表記の「映日果」は中世ペルシア語のアンジールを中国で音写し、意味を表す「果」を補足したもので、日本ではこれを「えいじつか」と読み、転じて「いちじく」と呼ばれるようになったとする説がある一方、果実が一ヶ月で熟すから、または、一日一果実ずつ熟すからという「一熟(いちじゅく)」から転じて「いちじく」と呼ばれるようになったとする説もある。
中国の特産地である新疆ウイグル自治区のウイグル語でもアンジールと呼ばれている。中国の古語では他に「阿驛」、「阿駔」とも音写され、「底珍」、「天仙果」などの別名もある。
生態 [編集]
葉は三裂または五裂掌状で互生する。浅く三裂するものは江戸時代に日本に移入された品種で、深く五烈して裂片の先端が丸みを帯びるものは明治以降に渡来したものである。葉の裏には荒い毛が密生する。葉や茎を切ると乳汁が出る。
初夏に花軸が肥大化した花嚢の内面に無数の花をつける。このような花のつき方を隠頭花序(いんとうかじょ)という。雌雄異花であるが同一の花嚢に両方の花をつける。栽培品種には雄花がないものもある。
果実は秋に熟すと濃い紫色になる。食用とする部分は果肉ではなく花托(かたく)である。
用途 [編集]
日本国内では主に生食する。乾燥品もあるが、イラン、トルコなどでは、収穫した果実を天日乾燥させる方法が取られ、アメリカ・カリフォルニア州では木の上で乾燥させてから収穫する方法が取られている。生食品も乾燥品もそのまま食するだけでなく、パン、ケーキ、クレープ、ビスケットなどの菓子類のほか、スープやソースの材料としても用いられている。
原料 [編集]
加工原料として、ジャムが製造されている。また、乾燥させたイチジクから、ペースト、濃縮果汁、パウダーなども生産されている。可食部だけを冷凍したものも流通している。
旬 [編集]
8月-10月頃
醸造 [編集]
果実を原料にしたワインや酢が製造されている。
食品添加物 [編集]
食品添加物の原料となる。イチジクの樹液にはフィシンという酵素が含まれており、日本の既存添加物名簿に収載され、使用が認められている。
また、イチジク葉抽出物は製造用剤などの用途で、かつて日本の既存食品添加物名簿に掲載されていたが、近年販売実績がないため、2005年に削除された。
薬用 [編集]
熟した果実、葉を乾燥したものは、それぞれ無花果(ムカカ)、無花果葉(ムカカヨウ)といい生薬として用いられる。果実を干したものは緩下剤に使われた。 また果肉や葉から出る乳液にはゴムに近い樹脂分が含まれるが、民間薬として、痔や疣(いぼ)に塗布したり、駆虫薬として内服した。
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栄養 [編集]
果実には果糖、ブドウ糖、蛋白質、ビタミン類、カリウム、カルシウム、ペクチンなどが含まれている。クエン酸が少量含まれるが、糖分の方が多いので、甘い味がする。 食物繊維は、不溶性と水溶性の両方が豊富に含まれている。